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ル・コルビュジエ

ル・コルビュジェLe Corbusier 1887~1965 /フランス
本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ。近代建築の四大巨匠の1人と呼ばれる。スイスで生まれで主にフランスで活躍した20世紀を代表する近代建築理論家の巨匠。
正規の建築家教育は受けていないが、スイスやドイツの建築事務所に席を置き、建築学を学ぶ。1925年のパリ万国博覧会では装飾のないモダニズム建築のエスプリ・ヌーヴォー館を担当する。
彼の急進的な建築、都市計画、家具の設計は、時代遅れのシンボルを拒絶して実用的な機能を肯定する独自の機能主義の理論に基づいて生まれ、低層過密な都市よりも、超高層ビルを建て、周囲に緑地を作ったほうが合理的であるとする都市改造案を発表するも、パリでは採用されなかった。しかし、これ以降の各国の都市計画に大きな影響を与えた。
後期の代表作ロンシャンの教会堂はカニの甲羅を形どったとされる独特な形態で、鉄筋コンクリートで可能になった自由な造形を示したが、従来主張していた機能性・合理性とは異なった表現に達した。
家具デザインの大部分は彼のキャリアの初期に、従兄弟であるピエール・ジャンヌレと、シャルロット・ペリアンとの共同作業から誕生し、3人が1928年にデザインした金属製の家具はたちまち全世界で成功を収め、今でも傑作として人気を集めている。


■書斎快適化計画

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2006年12月15日 23:41に投稿されたエントリーのページです。

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