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椅子の選び方

市販されている椅子には様々なタイプとデザインのモノがあります。
有名なデザイナーによってデザインされたものから、職人さんによる長い経験と技術に裏づけされたもの、軽くて丈夫な最新の素材を使用したものまで実に様々です。
おしゃれでモダンなデザインの椅子は、一見座り心地を犠牲にしているように見えても、しっかり人間工学に基づいてデザインされているなど、どんな椅子に座っても、それぞれの座り心地を楽しむことができます。
とは言っても、人は一人ひとり背丈も座高も横幅もみな異なり、全ての椅子が快適な座り心地を提供してくれる訳ではありません。それは、あなたの体型にあった、あなた個人に適した椅子選びをしなくてはならないことを意味します。
椅子は自分の身体を長時間預ける大切なものです。自分の体型と目的に合った椅子選びを実践し、身体にフィットし、最高のパートナーとなるパーソナルチェアを探し出すことが快適な書斎づくりの第一歩になるのです。

椅子選びの重要なポイントは、簡単に言うと「良い姿勢のまま保ってくれる」に尽きます。当たり前ですが良い姿勢が一番疲れないのです。
では、どんな椅子なら良い姿勢を保ってくれるのでしょうか。良い姿勢を保ってくれる椅子選びのチェックポイントを考えてみましょう。

1.座面が高さを合わせる
座面が高さは、ワーキングチェアであれリラックスチェアであれ、どんな用途の椅子でも重要です。ポイントは、足裏がしっかり床面に接地できるかどうかです。膝の角度が90°くらいが目安です。最も悪い例は、座ったときに踵が浮き上がった状態です。この状態で座り続けると腰への負担は大きくなり疲れやすくなります。
したがって、ワーキングチェアなどの場合は、高さ調整できる椅子をお奨めします。もし、どうしても床面に踵が届かない場合は、足台などで調整してみて下さい。ソファの場合でも、座面高が表記されていますので必ずチェックしてみて下さい。

2.座面の奥行き
座面の奥行きもまた重要なチェックポイントです。奥行きが深すぎると、背もたれから腰が浮いてしまい、腰がしっかりと安定せず腰痛の原因となってしまううえ、膝の裏が圧迫されやすく血液の循環が悪化し、むくみや冷え性の要因となってしまいます。
座面の奥行きに関しては、実際にお店で座って見るのが一番ですが、通販の場合、奥行きの表記を必ず確認しましょう。あとはクッションなどで調整することでも腰への負担は軽減できます。

3.背もたれのカーブ
意外と見落としがちなのが、背もたれのカーブです。背もたれは、腰椎を中心(背中より腰なのです)とする背骨のサポートする椅子の中でも大切なパーツなのです。腰や背中をしっかりサポートされていないと、お腹が圧迫され、腰やお腹に負担がかかるのです。
背筋を伸ばして座ったときに腰の位置から肩までが背もたれと自然に当たるように、へその裏側(背中で最も凹んでいる場所)が、背もたれの最も出っ張っている部分が当たるのが理想です。

ネット通販の場合、座り心地は体感できません。したがって、各商品に表示されている各サイズ(寸法)は大切なデータになります。もしお気に入りの椅子が見つかったのにサイズ表記がない場合、遠慮することなく販売店にメールで問合せましょう。もし誠実な販売店であれば、必要な情報を丁寧に提供してくれるはずです。

それでは、以上の「座面が高さ」、「座面の奥行き」、「背もたれのカーブ」をチェックして、目的に応じた快適な座り心地を手に入れましょう。


■書斎快適化計画

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2006年12月30日 03:09に投稿されたエントリーのページです。

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